オンライ授業へのバーチャル・リアリティ活用「スマイルクラス」が VTech Challenge 2020 最終選考作品にノミネートされました。

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当研究室で取り組んだオンライ授業へのバーチャル・リアリティ活用「スマイルクラス」が,グリー株式会社主催「VTech Challenge 2020」最終選考作品にノミネートされました。
VTech Challenge 2020はブラウザで利用できるオープンソース・ネットワークVR「Hubs」を舞台に,魅力的なアバターやワールド,実際の利用例を共有するオンラインハッカソンプログラムです。今回は「Withコロナ時代の社会問題の解決」をテーマに,世界の開発者が注目するような提案を募集していました。本提案は10月23日のVTech Challenge 2020最終発表会にて発表されています。
発表の概要は下記のとおりです。

タイトル: いつでもどこでもいっしょに学べるスマイルクラス

概要:
コロナ禍で大学を中心にオンライン授業が急速に普及する中,学習者の孤独感が問題となっている。今後,オンライン授業を社会に根付かせるには,学習内容の共有だけでなくクラスの雰囲気や「共に学ぶ」といった感覚を共有し,学習時の孤独感を解消することが課題となる。この課題を解決するため,オンライ授業と連携して雰囲気を共有できるバーチャル空間「スマイルクラス」を用意し,神奈川工科大学ホームエレクトロニクス開発学科で実際に利用している。スマイルクラス構築にはオープンソース・ネットワークVR「Hubs」を用いる。スマイルクラスが大学コースウェア,SNSのバブ機能を果たすことにより質問情報の共有に効果があることを確認してる。オンライン学習において共に学ぶ感覚を育む共創的な場として機能することにより,学習者の孤独感を解消することを期待している。

提案資料URL: https://docs.google.com/presentation/d/1bbPZtfvCjV5TbfONVFFgivdytVaxvWL88PD488i4fCI/
公開Hubs Room URL: https://hub.link/M84KPRf

スマイルクラス内に再現されたホームエレクトロニクス開発学科実習室


関連研究紹介:
いつでもどこでもいっしょに学べるVR「スマイルクラス」
どこでも協働できる社会を創る雰囲気を伝えるスマイルワーク
どこでも協働できる社会を創る雰囲気を伝えるスマイルワーク(イノベーション・ジャパン2020出展サイト)

"[]," イノベーション・ジャパン2020, I-09, 2020.


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