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研究領域

スマートハウスからスマイルハウスへ

コミュニケーションロボティクス研究室ではロボットのコミュニケーションに必要な非言語表出,心理表出技術を研究し体系化しています。スマートハウスの中のロボットが感情を交えてさりげなく情報をつたえることで,笑顔あふれるくらしを実現します。

スマートハウスの中のロボット

スマートフォン,家電製品,センサ機器,そしてロボット。家庭のモノがなんでもインターネットにつながるようになりました。このようなIoT(Internet of Things:モノのインターネット)環境で情報を知るにはロボットが役立ちます。コミュニケーションロボティクス研究室(山崎研究室)ではIoT,スマートハウスの中核となるHEMSに,ロボットの心理表出技術を組み合わせた研究開発を行っています。


研究課題

スマートハウスを統合制御するホームロボットインタフェース
「ロボットにお願いするだけでスマートハウスの機能をフル活用できる」。そんなくらしを実現するための技術を研究開発しています。
スマートハウスを制御するHEMS,Echnet Lite連携技術をコミュニケーションロボットを組み合わせて,ロボットを通して快適な生活を実現するロボットインタフェース「Robo Remote」を実現しています。
キーワード:
 HEMS連携,Echnet Lite,Robo Remote

高齢者の未病を治すロボット技術
高齢者が健康に過ごすには,からだとこころの両面へのポートが必要です。
ロボットによる運動サポートと会話により,心身ともに健康な生活習慣をサポートする,未病を治すロボットの研究に取り組んでいます。
キーワード: 高齢者,運動,身体機能,記憶

これまでの取り組み

眼球ロボットによるコミュニケーション
どのような動きが人間に理解されるのか?どのように行動すれば人間が理解できるのか?
目だけのロボット、眼球ロボットを使ってロボットの心理状態や意図をさりげなく表出する方法を研究します。
キーワード: 眼球ロボット(eye robot),心理表出,快-覚醒空間


環境配置型ネットワークロボットによるさりげないアシスト
生活環境でロボットがさりげなく人間をアシストするためには、人間を理解する必要があります。音声、画像をから人間の行動を認識し、人間をさしげなくアシストするマスコットロボットシステムの研究を行います(東京工業大学廣田研との共同研究)。
キーワード: ネットワークインテリジェンス,マスコットロボットシステム,RTミドルウェア


親和性ロボット表出要素 共感アンテナAHOGE
人真似でないロボット独自表現とはどうあるべきか?姿勢要素を考慮した触角型ロボット表出である共感アンテナAHOGE(Antenna Hair-Type Object for Generating Empathy)。ロボットによる親しみ表出技術を機能化、要素化し、人と接するシステム全般へ実応用を目指します。
キーワード:親しみ表出要素、姿勢、キャラクター、アホ毛



全方向移動体のための行動表出
ロボットとして様々な環境へ進出しつつある全方向移動体。人間とは異なるロボット特有の行動を,周囲の人間にわかりやす伝える行動表出装置Omni-Winkerを開発します(大阪大学多田隈助教との共同研究)。
キーワード: 全方向移動体,行動表出さ


人形によるさりげない表出
ロボットがより親密な存在になるためには,動きだけでなく外見も重要です。球体関節人形を用い、愛らしさを生かしたコミュニケーションロボットを開発します。
キーワード: 人形,愛らしさ,アイコンタクト,色気表現

神奈川工科大学/創造工学部/ホームエレクトロニクス開発学科/山崎研究室